熱中症警戒アラート

2024年08月20日17時00分 発表

愛知県では、明日(21日)は、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあります。室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとってください。

<熱中症予防のための行動>
まずは、室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごしてください。その上で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしてください。
涼しい環境で過ごすことができない場合(自宅のエアコンが故障した場合等)は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やすことも対策として考えられます。

<特に実施していただきたいこと>
・脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。
・管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。

[明日(21日)予測される日最高暑さ指数(WBGT)]
愛西33、稲武28、名古屋32、豊田31、大府31、岡崎31、新城30、蒲郡30、南知多33、豊橋30、伊良湖32
全国の代表地点(約840地点)の暑さ指数は、熱中症予防情報サイト(環境省)にて確認できます。個々の地点の暑さ指数は、環境によって大きく異なりますので、黒球の付いたWBGT測定機器等を用いて独自に測定していただくことをお勧めします。身近な場所での暑さ指数を確認した上で、熱中症予防のための行動を行ってください。

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数です。
[暑さ指数(WBGT)の目安]
 31以上:危険
 28以上31未満:厳重警戒
 25以上28未満:警戒
 25未満:注意

[明日(21日)の予想最高気温]
名古屋37度、豊橋34度

この情報は暑さ指数(WBGT)を33以上と予測したときに発表する自分の身を守るための気づきを促す情報です。予測対象日の前日17時頃または当日5時頃に発表します。
予測対象日の前日に情報(第1号)を発表した都道府県では、当日の予測が33未満に低下した場合でも5時頃にも情報(第2号)を発表し、熱中症への警戒が緩むことのないように注意を呼びかけます。

とよかわ安心メール

豊川市保健センター令和6年9月の予定です。

◎妊産婦歯科健診
【日時】9/30(月)(受付時間 午後1:15~午後1:30)
【場所】保健センター
【対象】妊娠中の方、産後1年未満の方(各1回)
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具

◎1回でわかる!産後ライフ教室(要予約)
【日時】9/9(月)午後1:30~午後3:45(受付時間 午後1:15~午後1:30)
下記のURLよりご予約ください。
http://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/ninsanpu/ansinkokoro.html
【場所】保健センター
【対象】妊娠中の方とその家族
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具

◎みんなで学ぶ!赤ちゃんのきもち教室(要予約)
【日時】9/10(火)10:00~11:30(受付9:45~10:00)
下記のURLよりご予約ください。
http://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/ninsanpu/akatyandakko.html
【場所】保健センター
【対象】生後2~3か月ごろまでの子どもとその家族
【持ち物】母子健康手帳・筆記用具・バスタオル
◎プレママ授乳交流会(要予約)
【日時】9/4(水)午前10:00~午前11:45(受付時間 午前9:45~午前10:00)
下記のURLよりご予約ください。
https://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/ninsanpu/puremama.html
【場所】保健センター
【対象】妊娠中の方
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具
◎母乳相談(要予約)
【日時】9/13(金)、9/18(水)、9/27(金)
    各日ともに午前9:30~、午前10:30~(各回1人45分程度)
 ※ご予約の方は妊産婦保健係(0533-95-4652)までご連絡ください。
【場所】保健センター
【対象】産後3か月未満で、授乳について相談したい方
※産後3か月以上の方は要相談。
【持ち物】母子健康手帳、バスタオル、授乳に必要なもの
【注意点】・乳房マッサージ等の処置は行いません。
     ・原則1人1回まで

◎育児相談
【日時・場所】
・9/4 (水)健康福祉センターいかまい館
・9/10(火)こざかい葵風館
・9/18(水)音羽福祉保健センター
・9/30(月)保健センター
・9/25(水)御津福祉保健センター
(受付時間 午前9:30~午前10:30)
【対象】0歳~6歳までの子どもと家族
【持ち物】母子健康手帳、乳児はバスタオル

◎モグモグ教室(要予約)
【日時】9/13(金)
    午前10:00~午前11:00(受付時間 午前9:45~午前10:00)
下記のURLよりご予約ください。
https://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/nyuyouji_school/mogumogu.html
【場所】保健センター
【対象】令和6年4月生まれの子どもと家族
    ※対象月の日程に参加できない場合は、別の日程の参加もできます。
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具、バスタオル、4か月健診で配布された離乳食のチラシ、
大人用スプーン

◎カミカミ歯っぴ~教室(離乳食後期&歯みがき教室)
【日時】9/11(水)
午前10:00~午前11:00(受付時間 午前9:45~午前10:00)
【場所】保健センター
【対象】令和5年12月生まれの子どもと家族
※対象月の日程に参加できない場合は、別の日程の参加もできます。
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具、バスタオル
◎産後のからだ整え教室(要予約)
【日時】9/6(金)午前10:15~午前11:15(受付時間 午前10:00~午前10:15)
「1人2回まで参加できます」
下記URLよりご予約ください。
http://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/nyuyouji_school/annsinntaisou.html
【場所】保健センター
【対象】令和6年5月、6月生まれの子どもと母親
【持ち物】運動のできる服装、飲み物、バスタオル(赤ちゃんを寝かせる用)、タオル、(あれば)ヨガマット
 ※託児はありません。安全に教室を実施するため、上の子を連れての参加はできません。
◎子育て世代のリフレッシュ エクササイズ(要予約)
【日時】9/20(金)午前10:15~午前11:15(受付時間 午前10:00~午前10:15)
「1人2回まで参加できます」
下記URLよりご予約ください。
http://www.city.toyokawa.lg.jp/kosodate/portal/kenkou/boshitechou/nyuyouji_school/annsinntaisou.html
【場所】保健センター
【対象】令和6年1月、2月生まれの子どもと親
【持ち物】運動のできる服装、飲み物、バスタオル(赤ちゃんを寝かせる用)、タオル、(あれば)ヨガマットと抱っこ紐
※託児はありません。安全に教室を実施するため、上の子を連れての参加はできません。
◎“心理士による”かかわり方相談(要予約)
【日時】日時は、乳幼児保健係(0533-95-4653)にして電話で聞いてください
    ※1人当たり45分
【場所】保健センター
【対象】0歳~6歳の子どもとの関わり方で相談のある方
【持ち物】母子健康手帳、筆記用具

~お願い~
体調不良、発熱・風邪症状がある方は参加できません。

【お問い合わせ先】
豊川市子ども健康部保健センター
電話0533-89-0610

高齢者交流施設を貸し出します!

こんにちは!「いきいき元気メール」です。今回は「高齢者交流施設の貸し出し」についてお知らせします。

豊川市では、高齢者の社会参加の促進や交流の場として、高齢者交流施設1階交流室(金屋西町3丁目1)を無料で貸し出しています。ご希望の方は、下記内容を確認し、豊川市役所介護高齢課まで申し込みください。

【高齢者交流施設貸し出しについて】
◆場所:高齢者交流施設 
◆利用できる日:月曜日~金曜日の10時00分~16時00分
◆対象:次のいずれかに該当する方 ①市内に在住で満60歳以上の方 ②豊川市シルバー人材センターの会員 ③市内の老人クラブに所属する方
◆費用:無料
◆手続き方法:申込みは利用日の3か月前~7日前まで、申請書を直接または郵送で介護高齢課(本庁舎1階)へ

高齢者交流施設の申請書は下記URLからダウンロードできます↓
https://www.city.toyokawa.lg.jp/smph/kurashi/fukushikaigo/koreishafukushi/ikigai/kouryushisetu.html

お問い合わせ:豊川市役所介護高齢課 TEL:0533-89-2105

——————————
発信元:豊川市役所 介護高齢課
問合せ先:kaigokorei@city.toyokawa.lg.jp
TEL:0533-89-2105
——————————

熱中症警戒アラート

2024年08月17日17時00分 発表

愛知県では、明日(18日)は、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあります。室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとってください。

<熱中症予防のための行動>
まずは、室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごしてください。その上で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしてください。
涼しい環境で過ごすことができない場合(自宅のエアコンが故障した場合等)は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やすことも対策として考えられます。

<特に実施していただきたいこと>
・脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。
・管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。

[明日(18日)予測される日最高暑さ指数(WBGT)]
愛西33、稲武31、名古屋33、豊田33、大府32、岡崎32、新城33、蒲郡32、南知多35、豊橋33、伊良湖33
全国の代表地点(約840地点)の暑さ指数は、熱中症予防情報サイト(環境省)にて確認できます。個々の地点の暑さ指数は、環境によって大きく異なりますので、黒球の付いたWBGT測定機器等を用いて独自に測定していただくことをお勧めします。身近な場所での暑さ指数を確認した上で、熱中症予防のための行動を行ってください。

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数です。
[暑さ指数(WBGT)の目安]
 31以上:危険
 28以上31未満:厳重警戒
 25以上28未満:警戒
 25未満:注意

[明日(18日)の予想最高気温]
名古屋38度、豊橋35度

この情報は暑さ指数(WBGT)を33以上と予測したときに発表する自分の身を守るための気づきを促す情報です。予測対象日の前日17時頃または当日5時頃に発表します。
予測対象日の前日に情報(第1号)を発表した都道府県では、当日の予測が33未満に低下した場合でも5時頃にも情報(第2号)を発表し、熱中症への警戒が緩むことのないように注意を呼びかけます。

熱中症警戒アラート

2024年08月16日17時00分 発表

愛知県では、明日(17日)は、気温が著しく高くなることにより熱中症による人の健康に係る被害が生ずるおそれがあります。室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごすなど熱中症予防のための行動をとってください。

<熱中症予防のための行動>
まずは、室内等のエアコン等により涼しい環境にして過ごしてください。その上で、こまめな休憩や水分補給・塩分補給をしてください。
涼しい環境で過ごすことができない場合(自宅のエアコンが故障した場合等)は、衣服を緩めることや重症化等の予防に、皮膚を濡らしてうちわや扇風機で扇いだり、氷やアイスパックなどで冷やすことも対策として考えられます。

<特に実施していただきたいこと>
・脱水状態にある人、高齢者、乳幼児、からだに障害のある人、肥満の人、過度の衣服を着ている人、普段から運動をしていない人、暑さに慣れていない人、病気の人、体調の悪い人などが、熱中症にかかりやすい「熱中症弱者」です。これらの方々は、自ら積極的に対策を実施し、周囲の方も声がけを実施しましょう。
・管理者がいる場所やイベント等では、責任者が、暑さ指数などを実測の上、適切な熱中症対策が取れていることを確認ください。

[明日(17日)予測される日最高暑さ指数(WBGT)]
愛西33、稲武30、名古屋33、豊田32、大府32、岡崎32、新城32、蒲郡32、南知多32、豊橋32、伊良湖33
全国の代表地点(約840地点)の暑さ指数は、熱中症予防情報サイト(環境省)にて確認できます。個々の地点の暑さ指数は、環境によって大きく異なりますので、黒球の付いたWBGT測定機器等を用いて独自に測定していただくことをお勧めします。身近な場所での暑さ指数を確認した上で、熱中症予防のための行動を行ってください。

暑さ指数(WBGT:Wet Bulb Globe Temperature)は気温、湿度、日射量などから推定する熱中症予防の指数です。
[暑さ指数(WBGT)の目安]
 31以上:危険
 28以上31未満:厳重警戒
 25以上28未満:警戒
 25未満:注意

[明日(17日)の予想最高気温]
名古屋38度、豊橋36度

この情報は暑さ指数(WBGT)を33以上と予測したときに発表する自分の身を守るための気づきを促す情報です。予測対象日の前日17時頃または当日5時頃に発表します。
予測対象日の前日に情報(第1号)を発表した都道府県では、当日の予測が33未満に低下した場合でも5時頃にも情報(第2号)を発表し、熱中症への警戒が緩むことのないように注意を呼びかけます。

フレイル予防教室

こんにちは!いきいき元気メールです。今回は「フレイル予防教室」についてお知らせします。
こちらの教室は、フレイルについて知り、健診結果から生活習慣を振り返り予防と対策を考えることを目的としたものです。

【フレイルって何?】
フレイルとは 医学用語である「frailty(フレイルティー)」の日本語訳で、病気ではないけれど、年齢とともに、筋力や心身の活力が低下し、介護が必要になりやすい、健康と要介護の間の虚弱な状態のことです。

【フレイル予防教室】
日時:9月3日から9月24日までの毎週火曜日(全4回) 13:30から15:00まで
会場:東部地域福祉センター
内容:健診結果から生活習慣を振り返ることでフレイル予防法を学ぶ講座など
対象:市内に在住のおおむね65歳以上で介護予防に対する意欲があり自ら教室参加できる方
定員:20人
申込:8月19日(月)午前9時より8月23日(金)まで電話で先着順に受付。
    ※ただし、R6年度に健診を受診した方を優先させていただきます。
受講料:無料
その他:動きやすい服装で参加
持ち物:お茶などの飲み物、タオル、健診結果

お申込み・お問合せ 豊川市役所介護高齢課 0533-89-2105

——————————
発信元:豊川市役所 介護高齢課
問合せ先:kaigokorei@city.toyokawa.lg.jp
TEL:0533-89-2105
——————————

【災害対策本部からのお知らせ】災害対策本部廃止

令和6年8月15日17時、政府は南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)の特別な注意の呼びかけを終了したことを発表しました。
これに伴い、豊川市災害対策本部を廃止しました。
市民の皆様方におかれましては、大規模地震の発生について可能性がなくなったわけではないことに留意し、日ごろからの地震への備えについては、引き続き定期的に確認するとともに、地震が発生した場合には、すぐに避難できるよう備えてください。

南海トラフ地震関連解説情報(第7号)

2024年08月15日17時02分 発表

【概要】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。地震の発生から1週間経過したことから、本日(15日)17時をもって、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴う政府としての「特別な注意の呼びかけ」を終了しています。南海トラフ沿いでは、いつ大規模地震が発生してもおかしくないことに留意し、「日頃からの地震への備え」を引き続き実施してください。

【本文】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1(モーメントマグニチュード7.0)の地震が発生しました。この地震の震源付近の地震活動は、8日の地震発生当初は活発でしたが、時間の経過とともに低下しています。しかし、平常時より地震が多い状況が継続しており、現状程度の地震活動は当分続くと考えられます。
 8日16時から本日(15日)14時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月8日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
 8日16時から24時まで  8回(震度6弱:1回、震度2:2回、震度1:5回)
 9日00時から24時まで 11回(震度3:1回、震度2:2回、震度1:8回)
10日00時から24時まで  2回(震度2:1回、震度1:1回)
11日00時から24時まで  2回(震度3:1回、震度1:1回)
12日00時から24時まで  1回(震度1:1回)
13日00時から24時まで  0回
14日00時から24時まで  0回
15日00時から14時まで  0回

 また、ひずみ観測点では、マグニチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。東海から紀伊半島の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。8月8日21時頃から、日向灘及び九州地方南東沖で浅部超低周波地震を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象ですが、発生頻度・規模等発生様式については今後も観測・研究が必要です。また、8日の地震発生後、宮崎県南部を中心に、地震後の余効変動と考えられる地殻変動を観測しています。余効変動自体はM7クラス以上の地震が発生すると観測されるものですが、今回の余効変動は、そのような地震後に観測される通常の余効変動の範囲内と考えられます。なお、地震直後に余効変動のメカニズムを見極めることは困難であり、ある程度の期間、観測を続ける必要があります。
 そのほか、8月5日頃から、紀伊半島沖で地殻変動に起因するとみられる孔内間隙水圧の変化を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象です。
 このように、8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。

 8月8日の地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
 政府では、8月8日16時43分頃の日向灘を震源とする地震の発生から1週間経過したことから、本日(15日)17時をもって、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)発表に伴う政府としての「特別な注意の呼びかけ」を終了しています。
 過去の世界的な事例をみると、大規模地震の発生の可能性は、最初の地震(8日の地震)の発生直後ほど高く、時間の経過とともにその可能性が低下していく傾向がありますが、最初の地震から1週間以上経過した後に大規模地震が発生した事例もあります。
南海トラフ沿いの大規模地震(マグニチュード8から9クラス)は、「平常時」においても今後30年以内に発生する確率が70から80%であり、昭和東南海地震・昭和南海地震の発生から約80年が経過していることから切迫性の高い状態です。
 南海トラフ沿いでは、いつ大規模地震が発生してもおかしくないことに留意し、「日頃からの地震への備え」については、引き続き実施してください。
 気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。

※モーメントマグニチュードは、震源断層のずれの規模を精査して得られるマグニチュードです。気象庁が地震情報等で、お知らせしているマグニチュードとは異なる値になる場合があります。

南海トラフ地震関連解説情報(第6号)

2024年08月14日15時30分 発表

【概要】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。引き続き、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。

【本文】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1(モーメントマグニチュード7.0)の地震が発生しました。この地震の震源付近では、その後も地震活動は活発な状態が続いています。
 8日16時から本日(14日)12時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月8日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
 8日16時から24時まで  8回(震度6弱:1回、震度2:2回、震度1:5回)
 9日00時から24時まで 11回(震度3:1回、震度2:2回、震度1:8回)
10日00時から24時まで  2回(震度2:1回、震度1:1回)
11日00時から24時まで  2回(震度3:1回、震度1:1回)
12日00時から24時まで  1回(震度1:1回)
13日00時から24時まで  0回
14日00時から12時まで  0回

 また、ひずみ観測点では、マグニチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。紀伊半島及び伊勢湾の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、従来からも繰り返し観測されてきた現象です。8月8日21時頃から、日向灘及び九州地方南東沖で浅部超低周波地震を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象ですが、発生頻度・規模等発生様式については今後も観測・研究が必要です。また、8日の地震発生後、宮崎県南部を中心に、地震後の余効変動と考えられる地殻変動を観測しています。余効変動自体はM7クラス以上の地震が発生すると観測されるものですが、今回の余効変動は、そのような地震後に観測される通常の余効変動の範囲内と考えられます。なお、地震直後に余効変動のメカニズムを見極めることは困難であり、ある程度の期間、観測を続ける必要があります。
そのほか、8月5日頃から、紀伊半島沖で地殻変動に起因するとみられる孔内間隙水圧の変化を観測しています。この現象は従来からも繰り返し観測されてきた現象です。
このように、8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。

8月8日の地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
 政府では、南海トラフ地震防災対策推進地域に対して、8日の地震発生から1週間、日頃からの地震への備えの再確認や、揺れを感じたら直ちに避難できる態勢をとるよう呼びかけています。引き続き、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。
 気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。

※モーメントマグニチュードは、震源断層のずれの規模を精査して得られるマグニチュードです。気象庁が地震情報等で、お知らせしているマグニチュードとは異なる値になる場合があります。

南海トラフ地震関連解説情報(第5号)

2024年08月13日15時30分 発表

【概要】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1の地震が発生しました。この地震の発生に伴って、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。引き続き、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。

【本文】
 8月8日16時43分頃に日向灘を震源とするマグニチュード7.1(モーメントマグニチュード7.0)の地震が発生しました。この地震の震源付近では、その後も地震活動は活発な状態が続いています。
 8日16時から本日(13日)12時までに南海トラフ地震の想定震源域(8月8日の地震の震源域周辺を含む)で発生した震度1以上を観測した地震の回数(速報値)は次の通りです。
 8日16時から24時まで  8回(震度6弱:1回、震度2:2回、震度1:5回)
 9日00時から24時まで 11回(震度3:1回、震度2:2回、震度1:8回)
10日00時から24時まで  2回(震度2:1回、震度1:1回)
11日00時から24時まで  2回(震度3:1回、震度1:1回)
12日00時から24時まで  1回(震度1:1回)
13日00時から12時まで  0回

 また、ひずみ観測点では、マグニチュード7.1の地震に伴うステップ状の変化が観測されていますが、地震後に通常みられる変化以外は今のところ観測されていません。紀伊半島及び伊勢湾の深部低周波地震(微動)活動に伴う変化が付近のひずみ計等で観測されていますが、これまでにも繰り返しみられている現象です。
このように、8日の地震の発生後、南海トラフ地震の想定震源域ではプレート境界の固着状況に特段の変化を示すような地震活動や地殻変動は観測されていません。

8月8日の地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、南海トラフ地震の想定震源域では、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられたことから、8月8日19時15分に南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表しました。
 政府では、南海トラフ地震防災対策推進地域に対して、8日の地震発生から1週間、日頃からの地震への備えの再確認や、揺れを感じたら直ちに避難できる態勢をとるよう呼びかけています。引き続き、政府や自治体などからの呼びかけ等に応じた防災対応をとってください。
 気象庁では、引き続き注意深く南海トラフ沿いの地殻活動の推移を監視します。

※モーメントマグニチュードは、震源断層のずれの規模を精査して得られるマグニチュードです。気象庁が地震情報等で、お知らせしているマグニチュードとは異なる値になる場合があります。